君に夢中
新しい高校の校門に行くとみんな
自分のクラスを見ていた。
わたしも見に行った。
1年1組2番…
だった。
校内案内図を見ながら1年1組に行った。
わたしの席は廊下側の3番目だった。
前は女の子…後ろは男子…横は女の子。
ま、そんな悪い席じゃないしいっか…
そう思いながら座ったら前にいた
女の子が話し掛けてきた。
「どこ中?」
「南中学校だよ。」
「そうなんだ!あたし北中。
真逆だねーっ!!」
「そうなんだ!」
「うん。仲良くしようね!
あたしは相坂美優。みゆって呼んでー」
「うちは小野笑荷。えみかって呼んでね!」
「えみか?可愛い名前だね。」
「ありがとう。みゆも可愛い名前!」
こうしてわたしは美優と仲良くなった。