海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
★ピュア人魚★ 《Side -Takuma-》
………なんか……ヤベェ……
オレ…この世に生まれて14年だけど………
こんな不思議な感覚になったの、初めてかもしれない………
「きっと私にはアナタが必要で
その想いだけでも力になる――――…」
オレのピアノに合わせて、楽しそうに歌う桐生。
初めは“ちょっと待って!緊張しちゃう!!///”とパニくってた桐生を宥めるのに、大分時間がかかった。
『大丈夫だって桐生。普通に歌えばいいんだから』
『そんな事言われたって……フィ~~~ン!!』
半泣き~の桐生を見て、オレはやっぱりやめようかと考えた。
オレ…この世に生まれて14年だけど………
こんな不思議な感覚になったの、初めてかもしれない………
「きっと私にはアナタが必要で
その想いだけでも力になる――――…」
オレのピアノに合わせて、楽しそうに歌う桐生。
初めは“ちょっと待って!緊張しちゃう!!///”とパニくってた桐生を宥めるのに、大分時間がかかった。
『大丈夫だって桐生。普通に歌えばいいんだから』
『そんな事言われたって……フィ~~~ン!!』
半泣き~の桐生を見て、オレはやっぱりやめようかと考えた。