海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
キャッキャッと無邪気に笑う桐生を見て、オレも自然と笑顔になった。
そっか。
桐生って家族の話題になると、明るくなるんだ。
「桐生の弟名前何つーの?」
調子に乗って更に質問を投げかけても、桐生はちゃんと答えてくれた。
「総!“総合”の総で総だよ。総がお姉さんの名前、桜土 聡実さんだって言ってたけど…」
「当たり。名字変わって無いの聞いて分かる通り、まだ独身(笑)ちなみに妹は氷に翌日の翌で氷翌」
「氷翌ちゃん?ワァーーカワイイ名前………って……」
ハッとした表情の桐生は、パッと口を手で覆う。
そっか。
桐生って家族の話題になると、明るくなるんだ。
「桐生の弟名前何つーの?」
調子に乗って更に質問を投げかけても、桐生はちゃんと答えてくれた。
「総!“総合”の総で総だよ。総がお姉さんの名前、桜土 聡実さんだって言ってたけど…」
「当たり。名字変わって無いの聞いて分かる通り、まだ独身(笑)ちなみに妹は氷に翌日の翌で氷翌」
「氷翌ちゃん?ワァーーカワイイ名前………って……」
ハッとした表情の桐生は、パッと口を手で覆う。