海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
☆まだあった続き☆ 《Side -Umi-》
桜土君のピアノに合わせて歌った日から、3日が経った。
あの日から桜土君と私は、あんまり会話していない。
元々話す方では無かったけど、3日前のあの爽快感がまだ体に残ってる。
“もう一度、歌いたい”
桜土君と話したら、こんな事言ってしまいそうだから……
話さない方が、いいんだろうか………?
「―――…ちゃん。姉ちゃん!海姉ちゃん!!」
「コーラ海!ボーーーッとするな!」
「キャア!?」
コツンとペンでオデコを叩かれ、我に返る。
弟の総が、嫌味ったらしく長いため息を吐いた。
ム、ムカツク…
あの日から桜土君と私は、あんまり会話していない。
元々話す方では無かったけど、3日前のあの爽快感がまだ体に残ってる。
“もう一度、歌いたい”
桜土君と話したら、こんな事言ってしまいそうだから……
話さない方が、いいんだろうか………?
「―――…ちゃん。姉ちゃん!海姉ちゃん!!」
「コーラ海!ボーーーッとするな!」
「キャア!?」
コツンとペンでオデコを叩かれ、我に返る。
弟の総が、嫌味ったらしく長いため息を吐いた。
ム、ムカツク…