海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
ドキドキ見とれていると、小梅が「海ちゃん……」と囁いて私の制服を引っ張った。
あっ……私ったら!!
見とれてないで、きちんと桜土君とお話しなきゃ………!!
でもいきなり過ぎて、何話したらいいか全然分からない……っ!!
「桐生?」
「え、えと………」
「ねぇ桜土君、その作家さんの小説、海殆ど持ってんだよ」
私が混乱しているのを察知してか、アイが助け船を出してくれた。
「そうなんだ!なぁ桐生、オレ……」
テンションが上がったらしい桜土君が、何か話し出したけど――――…
キーン……コーン……
あっ……私ったら!!
見とれてないで、きちんと桜土君とお話しなきゃ………!!
でもいきなり過ぎて、何話したらいいか全然分からない……っ!!
「桐生?」
「え、えと………」
「ねぇ桜土君、その作家さんの小説、海殆ど持ってんだよ」
私が混乱しているのを察知してか、アイが助け船を出してくれた。
「そうなんだ!なぁ桐生、オレ……」
テンションが上がったらしい桜土君が、何か話し出したけど――――…
キーン……コーン……