海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
冬柴君も茶竹君も桜土君と同様、私とは今年初めて一緒のクラスになった人達。


殆ど会話した事無いけれど、2人共桜土君やアイや小梅と同じ様に私の歌を褒めてくれている。


「あ…ありがと……?」


疑問系になりながらも、素直にお礼を言う。


冬柴君がなぜだか、カァァァァと赤くなった。


「桐生さんカワイ…「あーーー桐生」」


私の右隣の席に座っていた桜土君が勢い良く立ち上がり、冬柴君の口を塞ぐ。


モガモガ言ってる冬柴君とお怒り気味(?)の桜土君を見て、アイと小梅と茶竹君は笑いを堪えていた。


なんで?分かんないや。
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