海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
総やアイの妹達に写真とか見せて貰えば良かったなと思いつつ、哲兄に尋ねた。


「なんで卓磨君のお姉さんと妹さんがここに来たの?」


私が前会った時は“桜土君”と呼んでいたのに、今は“卓磨君”と呼んだのに気づいた氷翌ちゃん。


「海さんお兄ちゃんの事名前で呼ぶ様になったんですか!?もしや2人ってつき「氷翌っ!!//////」」


何か言いかけた妹の口を、卓磨君は急いで塞いでた。


「ああ、お前も知っての通り、卓磨のお姉さんの聡実さんは総の音楽の先生だ。だからお前の歌のコーチ頼んだら、OKしてくれたんだよ」


ハァッ!?
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