海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
★少しだけ特別★ 《Side -Takuma-》
教室の扉が開き、1人のクラスメイトが入って来る。
その子…桐生は挨拶される度、恥ずかしそうに頬を赤らめていた。
「あーー、桐生さんだ!今日もカワイイよなぁ」
「ああ。学年上位5位以内には入ってるよな絶対」
オレの周りにいた男友達2人が、桐生を見てテンションを上げる。
ちょっとだけイラッと来たが、何も言わないでおいた。
「な!卓磨も桐生さんカワイイって思わねぇ!?」
外山と浜口と話してる桐生をチラチラ見て騒いでるのは、冬柴 虎治《ふゆしば とらじ》。
コイツが小2の時転校して来た時からのオレの友達。
その子…桐生は挨拶される度、恥ずかしそうに頬を赤らめていた。
「あーー、桐生さんだ!今日もカワイイよなぁ」
「ああ。学年上位5位以内には入ってるよな絶対」
オレの周りにいた男友達2人が、桐生を見てテンションを上げる。
ちょっとだけイラッと来たが、何も言わないでおいた。
「な!卓磨も桐生さんカワイイって思わねぇ!?」
外山と浜口と話してる桐生をチラチラ見て騒いでるのは、冬柴 虎治《ふゆしば とらじ》。
コイツが小2の時転校して来た時からのオレの友達。