海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
★嵐の前の静けさ★ 《Side -Takuma-》
「なぁー卓磨ぁーー!オレ等もお前と桐生さんの歌とピアノ聴きてぇよーーー!!オレとタッケーも連れてってくれよーー!!」
「絶対ヤダ!なにがなんでも連れてかない!」
「どうしてもダメか?卓磨」
「ダメに決まってんだろ!!お前等連れてったら海が余計に緊張しちゃうから!!」
あの初めてテープじゃない、生のオレのピアノ演奏に海が合わせて歌った練習日から数日。
今日もまた黒木屋先生の家で練習なのに、問題発生。
今日は休日なので虎と俊哉が家に来てしまい、帰ってくれないのだ。
ったく!マジで勘弁してくれよ!!
「絶対ヤダ!なにがなんでも連れてかない!」
「どうしてもダメか?卓磨」
「ダメに決まってんだろ!!お前等連れてったら海が余計に緊張しちゃうから!!」
あの初めてテープじゃない、生のオレのピアノ演奏に海が合わせて歌った練習日から数日。
今日もまた黒木屋先生の家で練習なのに、問題発生。
今日は休日なので虎と俊哉が家に来てしまい、帰ってくれないのだ。
ったく!マジで勘弁してくれよ!!