海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
ボンヤリと考え事してると、海がオレの顔を覗き込んでいた。
あっ……オレ意識飛んでた………
「どうしたの?大丈夫?」
「大丈夫。さて海、先生来ちゃう前に教室戻ろっか?それからちゃんと黒木屋先生にも心配かけてすみませんって、謝らなきゃな」
さりげなく前みたく海の手を握ると、海の頬が真っ赤になった。
ホント…男にあんまり免疫無いよな、海って。
彼女の純粋さに微笑ましくなって、口元を上げた時だった。
――――カタッ
…………んっ?
今…扉の方からなんか音がした様な?
単にオレの気のせいか?
あっ……オレ意識飛んでた………
「どうしたの?大丈夫?」
「大丈夫。さて海、先生来ちゃう前に教室戻ろっか?それからちゃんと黒木屋先生にも心配かけてすみませんって、謝らなきゃな」
さりげなく前みたく海の手を握ると、海の頬が真っ赤になった。
ホント…男にあんまり免疫無いよな、海って。
彼女の純粋さに微笑ましくなって、口元を上げた時だった。
――――カタッ
…………んっ?
今…扉の方からなんか音がした様な?
単にオレの気のせいか?