海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
練習のプチ休憩中に、海がグレープジュースを飲みながら呟いた。
オレの姉と妹はなんか隅っこで恋バナとかしてて、先生はピアノ教室の準備をしてる。
「幸せ者って………なんで?」
お茶を飲む手を休めて尋ねると、なぜか海のマツゲが長い事に気づいた。
クルンッてなってて、長さも均一なキレイなマツゲ。
ビューラーとかいらないなぁっと、何となく考えていた。
「あのね……私達の周りって、たくさんいい人が集まってて………私、皆の期待に応えたくて、音楽祭頑張ろうって決めてたの」
キュッとジュースの蓋を閉める海。
オレの姉と妹はなんか隅っこで恋バナとかしてて、先生はピアノ教室の準備をしてる。
「幸せ者って………なんで?」
お茶を飲む手を休めて尋ねると、なぜか海のマツゲが長い事に気づいた。
クルンッてなってて、長さも均一なキレイなマツゲ。
ビューラーとかいらないなぁっと、何となく考えていた。
「あのね……私達の周りって、たくさんいい人が集まってて………私、皆の期待に応えたくて、音楽祭頑張ろうって決めてたの」
キュッとジュースの蓋を閉める海。