海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
★積み上げた音と歌★ 《Side -Takuma-》
「あ~~~緊張する…口から心臓出ちゃいそう………」
隣にいる海は、スタンバってからずっとソワソワ落ち着かない。
だがオレがプッと吹き出すと、動きが止まった。
「卓磨君?なんで笑ってるの?」
「だって海…“緊張安らいだ”言ってたのに、かなりソワソワしてんだもんよ。矛盾してんじゃん」
クククと笑いを堪えて、背中を向ける。
一通り笑い終えると、海は口を尖らせてスネていた。
「しょうがないじゃない。全校生徒の前で歌うんだよ!?緊張するなって方がムリだよ!」
ああ…
不謹慎かもしれないけど、カワイイな……
隣にいる海は、スタンバってからずっとソワソワ落ち着かない。
だがオレがプッと吹き出すと、動きが止まった。
「卓磨君?なんで笑ってるの?」
「だって海…“緊張安らいだ”言ってたのに、かなりソワソワしてんだもんよ。矛盾してんじゃん」
クククと笑いを堪えて、背中を向ける。
一通り笑い終えると、海は口を尖らせてスネていた。
「しょうがないじゃない。全校生徒の前で歌うんだよ!?緊張するなって方がムリだよ!」
ああ…
不謹慎かもしれないけど、カワイイな……