海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
「き…りゅう……?オレの演奏気に入らなかったか……?」
私が黙っているのを勘違いしたのか、桜土君の顔が不安気に曇った。
「………違う」
「へっ?何つった?」
「違う!!気に入らないなんてとんでもない!!とっても上手でした、桜土君のピアノ!!」
感動率が高まり過ぎて、満面の笑みで桜土君の右手をハシッと掴む。
桜土君のホッペが微かに赤く染まった事にも気づかないで、私は言葉を続けた。
「もうプロになれるんじゃないかって位上手かったです!私感動で涙出そうになっちゃいました!」
ああ…思い出し泣き……
私が黙っているのを勘違いしたのか、桜土君の顔が不安気に曇った。
「………違う」
「へっ?何つった?」
「違う!!気に入らないなんてとんでもない!!とっても上手でした、桜土君のピアノ!!」
感動率が高まり過ぎて、満面の笑みで桜土君の右手をハシッと掴む。
桜土君のホッペが微かに赤く染まった事にも気づかないで、私は言葉を続けた。
「もうプロになれるんじゃないかって位上手かったです!私感動で涙出そうになっちゃいました!」
ああ…思い出し泣き……