海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
目の前には、サラサラピンクベージュヘアーの桜土君の、ちょっと女の子っポイ顔。
「オレ言ったよな?“敬語使うな”って。なのになんでまた使うんだよ」
至近距離で目が合ってしまい、体から湯気が出そうになった。
「さ、さささ桜土君!近いです!!離して下さいっ」
「ホラまた敬語に戻ってるじゃんかよ………」
ムッとスネる桜土君は、何だか不機嫌そう。
もしかして私が敬語使っちゃったのが悪いの!?
「ご、ごめんなさい…!敬語使わないから……離して?」
背の低い私は、身長が10cm以上は高い桜土君を必死に見上げた。
「オレ言ったよな?“敬語使うな”って。なのになんでまた使うんだよ」
至近距離で目が合ってしまい、体から湯気が出そうになった。
「さ、さささ桜土君!近いです!!離して下さいっ」
「ホラまた敬語に戻ってるじゃんかよ………」
ムッとスネる桜土君は、何だか不機嫌そう。
もしかして私が敬語使っちゃったのが悪いの!?
「ご、ごめんなさい…!敬語使わないから……離して?」
背の低い私は、身長が10cm以上は高い桜土君を必死に見上げた。