キモチよく困らせて 【密フェチ】
キモチよく困らせて


先月から、カズちゃんが1人暮らしを始めた。


5歳年上の幼なじみ。ずっとそばにいたのに……。


寂しくて、恋しくて。

だからね、ついに今日、勇気を振り絞ってマンションを突撃訪問したんだ。


――なのに。



「ねぇ……なんで日曜なのにお仕事なのぉ?」

「何度も言っただろ、明日までに書類を仕上げなきゃいけないの」


タイミング最悪。

あたしはふてくされ、パソコンデスクで集中するカズちゃんの足元に座り、彼の太股にちょこんとアゴを乗せた。


すると。

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