あだしちぎり


「あかんくないやろ?」




美咲の胸から口を離して茂弥が笑う


片手が美咲のショーツへ伸びた。



「……っひゃああん」




下着の上からなぞった指に美咲は甘い吐息をもらした




「ほら、めっちゃ濡れとるやん。上からでも分かるで」

「や…あん、んっ…あぁぁん…っ」



美咲の首筋に唇を這わせながら下着を下ろして直接触れる


指に絡み付く美咲の愛液を潤滑油に茂弥は奥まで指をいれた



「ああっ、んあ…や、ひぁあん…っ、ふぁ…!」


「もうあかんは我慢出来ひん」






美咲の耳元に茂弥が唇をよせた



「入れるで?」


「ん…んやぁっ…」



抜き取られた指を身体が求める

けれどそれよりも大きくて熱いものが身体に入ってきて



ぞわりと背筋を何かが這い上がる




「あああっ……熱…っん」

「サキ…っ、動くで…」

「やあっ、あっ…んひやぁっ…あっ…きつ…んあっ…」





引き出される快感に美咲は顔を歪める


茂弥の動きに合わせて身体がのぼりつめていく




「あ…っ、もう…、ひゃあんっ…しげぇ、あぁあんっ」


「も…あかんは…っ、出るっ」


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