明日目が覚めたら
夕食の後、その時が、王様と話をするチャンス。

そこで決行しようと決めたいた。

サンドラが用意してくれた昼食を食べながら、

計画を立てるため、

ブレイドに来てもらっていた。


「王妃様はどちらに居るの?」


「サ-ブルがついている。姫、弟の無礼を詫びたい。
 
 昨夜のこと、サ-ブルから聞き及んでいる。

 なんと浅はかなやつだ。」


「浅はかだけど、愛しいものを想う気持ちが、

 サ-ブルを動かしていたと思うと、、

 大切なものを守りたいという気持ちが持てる人は

 羨ましいと思うわ。」


「ウルル姫、初日の無礼を許してもらいたい。

 女の扱いを知らなくて、その、、、

 初めて会った時から、姫のことに興味を持った。

 見せかけだけでない知性と美しさ、そしてその行動力。

 知れば知るほどお前に惹かれていく。

 私でもお前の婿候補になれるのか?」

< 125 / 300 >

この作品をシェア

pagetop