明日目が覚めたら
「ウルル!」
開け放たれたままの扉からアレクが飛び込んでくる。
その声に動けなくなっていたブレイド王子が、
「やめろ!」
そう言って王妃の手を首から引き離す。
崩れるように倒れて行く体を
アレクが受け止めた。
「何をやっている!」
アレクの言葉に、
「すまん。」
ブレイドが呼応する。
力なく崩れていく王妃を、シ-ルドとサ-ブルが支える。
「父上!どうしてこんなことになるのですか?
母上は、一体なぜこんなことになるのです。」
アロ-が国王に向かって問いかける。
開け放たれたままの扉からアレクが飛び込んでくる。
その声に動けなくなっていたブレイド王子が、
「やめろ!」
そう言って王妃の手を首から引き離す。
崩れるように倒れて行く体を
アレクが受け止めた。
「何をやっている!」
アレクの言葉に、
「すまん。」
ブレイドが呼応する。
力なく崩れていく王妃を、シ-ルドとサ-ブルが支える。
「父上!どうしてこんなことになるのですか?
母上は、一体なぜこんなことになるのです。」
アロ-が国王に向かって問いかける。