明日目が覚めたら
「それはお困りでしょう、私たちはジャミル城下に行くのですが、

 もしよかったら私たちと同行しませんか?」

アレクが、笑顔で話しかけると、

「本当ですか?ご迷惑とは思いますが、途方に暮れていましたので、

 そうしてもらえると助かります。」

彼女ぱあっと笑顔になった。


あら、なんなの?

なんか気分が悪い。


ウルルは、そのやりとりを見てなんとなくモヤモヤする。


「私の名前は、サラ、

 ジャミル王国の城下町で、

 貿易商をしています。商いが終わって帰ところでした。」

 

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