明日目が覚めたら
「私たちは、アセンデルフ王国からジャルミ王国に観光に来ました。
私はアレク、ウルルとサンドラです。」
「まあ、それは奇遇ですわ、
私もアセンデルフからの帰りです。
残念ながら、
せっかく仕入れてきたものは馬に積んだまま
逃げられてしまって、
何もてには入れられませんでしたが。
逃げた馬が、
店まで戻っていてくれることを祈るだけです。」
サラは、アレクの馬に同乗してジャミルを目指す。
道案内ができたせいか、
スム-ズに城下町についた。
砂漠の中のオアシス。
泉の周りには肥沃な土地が広がり
明るく豊かな国だ。
さすが誰もが訪れたくなる国。