明日目が覚めたら

「私たちは、アセンデルフ王国からジャルミ王国に観光に来ました。

 私はアレク、ウルルとサンドラです。」


「まあ、それは奇遇ですわ、

 私もアセンデルフからの帰りです。

 残念ながら、

 せっかく仕入れてきたものは馬に積んだまま

 逃げられてしまって、

 何もてには入れられませんでしたが。

 逃げた馬が、

 店まで戻っていてくれることを祈るだけです。」


サラは、アレクの馬に同乗してジャミルを目指す。

道案内ができたせいか、

スム-ズに城下町についた。

砂漠の中のオアシス。

泉の周りには肥沃な土地が広がり

明るく豊かな国だ。

さすが誰もが訪れたくなる国。



< 144 / 300 >

この作品をシェア

pagetop