明日目が覚めたら
「姫さま、眉間に皺が寄ってますよ?」


耳元でサンドラが囁く。


「そんなことないわよ。」


そう言いながらも、さっきから心の中に渦巻く

イライラしたものは、

アレクたちの様子を見るたびに

更に増してくる。


「ここが私の店です。

 ああっジュ-ル。」


さっき言っていた逃げ出した馬だろうか、

サラがの店の前をウロウロしていた。


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