明日目が覚めたら
「姫さま、私がブレアムに向かう時に言った言葉を

 覚えていらっしゃいますか?」


「ええと?何かあったかしら。」


「 私はずっとそんなこと言わなければよかったと後悔していました。

 あの言葉が姫様を縛っているんじゃないかと思っているからです。」


「ちょっと待って、何言ってるか、、」


「アレクのことですよ。アレクは従者だと釘を刺したことです。

 姫は、わかってる、国名を背負ってる。と答えられました。」


「そうよ、そのとおりでしょ。」


「でも、そうでない答えもあなたは知っている。そうですよね。」


「サンドラ、それは思い違いよ。私はアルのことなんて

 なんとも、、」

「いいのですか?、サラのところに行かせてしまって。」


「どうするって言うのよ。」


「私たちも行ってみませんか?」
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