明日目が覚めたら
「姫さま、私たち目的を忘れておりました。」

「あ、アル。」

「はい。」

「行くわよサンドラ。」

「やっぱり行きますか?」

「当たり前でしょ。」


サラの店についた頃にはもう夜も更けていた。

ドアを叩くと、

しばらくしてサラが出てきた。

酷くおいどろいた様子で、

サンドラがアレクのことを尋ねると、

ちょっと困った顔をしてそれから二人を店に招き入れた。」


「いらしてはいるのですが…その

 眠っていらっしゃいます。

 今日はお連れになれないかと。」


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