明日目が覚めたら
「アル!お前オレに何をした。」


「あ、バレた?」


ベッドに横たわる男はへらっと笑って、アレクを見上げた。


サンドラは

暫く注視したあと、


「ああっ!!」


と叫び、


「あなた、

 男なの???サラよね?


 アレク、、



 まさか、


 そういう人間だったのか?」


引き気味のその目つきから、


アレクはサンドラがあらぬ想像していると気づき


「サンドラ。


 説明するから、その目で俺を見るのはやめてくれ。」


眉間にしわを寄せながら

ため息をつき、

そして懇願した。





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