明日目が覚めたら
今日中にスダク城に着く為に、馬を走らせる二人。

少しでも気分がまぎれればと、海岸線を行く。


「あ、サンドラ!船が港に着くわ。行ってみない?」


「でも、姫さま日が暮れる前にお城に着けなくなってしまいます。」


「少しだけ。お願い!」


ついつい、ウルルを甘やかしてしまうサンドラ。


「少しだけですよ。」










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