明日目が覚めたら
「それより大丈夫なのか?」


ランスに言われて、

ハッとした。


「あたし、また倒れた?のよね。」


「ああ。目の前で倒れられたときは、

焦ったよ。何かの冗談かと思った。」


「アレクからは聞いてないの?」


「ん?何を?」


「私の体は呪いの媒体、

 私をきっかけにこれから

何かが起ころうとしているのかもしれない。」


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