明日目が覚めたら

衣服を胸の線まで下げると、

そこに現れた痣。


「やっぱり。」


「おい、それ?前はなかったよな。」


「な、何言ってんのよ、

そんなこと覚えてるはずないでしょ?」


「あの時オレそこに印つけた。」


「ば、馬鹿!忘れなさい!!

 二度とそういうこと言ったら生かしておかないから!」


ウルルは顔を赤くして叫んだ!!


「姫様!どうしましたか?」


扉が開いてサンドラが飛び込んできた。


「え?」


ふたりの様子を見て固まってしまった。


「あ、、サンドラ!違うから!

 変なことしてるわけじゃないのよ。」



「ランス!!姫様になんてことを。」


「し、師匠~!!誤解ですって…」


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