明日目が覚めたら
ガイアは、

「すまないことをした。

 生涯消えぬであろう傷をつけてしまった。

 責任を取れるものなら、取りたいが、、」


「ご心配には及びません。」


アレクが会話に割って入った。


「そういうことです。」


ウルルはクスクス笑いながら。笑顔を作った。


「あなたの笑顔は彼によってさらに美しくなるのですね。」


「まあ。」


ウルルはクスリと笑い

アレクはひとり赤くなってうつむいた。


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