明日目が覚めたら
「お前らの好きなようにはさせない。

 これからも、全力で阻止するからそのつもりでいろ。」


「そんなこと、僕に言っていいんですか?」


「ああ、何度でも言ってやる。」


アルはフッと笑って、


「そうですか、暗示の対策も万全てわけだ。」


「気が済んだか?」


「また会いましょう。

 でも、父さんはこのまま黙っていませんよ。」


「わかっている。」


アル達はそう言い放って引き上げていった。



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