明日目が覚めたら
馬車のドアがパタンとしまって、

呆然としているうちに馬車が動き出した。

「え?」

「え~~???」

今、キスされた?

唇の感触を思い出しながら、

ひとり赤くなっていた。

きゃ~~♥





心臓の音がうるさいくらい鳴って


アレクの顔が頭の中で広がっていた。

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