明日目が覚めたら
「ああ、これ近いかもしれない。」


呪術の本の中にここに来た時に浮き出た肩の痣

によく似た挿絵が載っていた。


昨日の夜、アレクは偶然にも、


ウルルの肩にすでに痣が無くなっていることに気付いた。


言い伝えでは、結婚相手に関して痣が関係したはずなのに


今回は全くそれとは関係ない所で痣が出て、消えている。


どんな時に出て、どんな時に消えるのか


それだけでも知っておかなければならないと思っていた。
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