明日目が覚めたら
城を出てきたものの、、
「何処へ行けばいいの?」
愛馬、ルルに乗りながらサンドラに尋ねた。
「我が国は、大陸の中心部に位置しています。
その我が国を囲むように5つの国があり、
隣国グラタは、姫の亡くなった母君の兄上の治めていらっしゃる国。
他、ブレアム、ソ-セイ、スダク、ジャミル共が友好国になっています。
王から、姫の婿探しの伝令が回っていますので、
快くむかえて下さるでしょう
その5カ国から回って行きましょう。」
サンドラは美しい笑顔で微笑んだ。
「まあ、久しぶりだわ!グラタには従妹のエスタ-シャがいるの。
ああ、5年も会っていないわ、
どんなに大きくなっているかしら、楽しみだわ。」
「全く、本来の目的を忘れたわけじゃないだろうな、
くだらない迷信に付き合うこっちの身になってくれよ。」
「判ってるわアル!」
アレクは生まれた時からウルルの身辺警護としてずっと傍で兄妹のようにして
育ってきた。勉強も剣も乗馬もすべて、アレクに教え込まれた。
ウルルに意見できる数少ない人物だ。
「何処へ行けばいいの?」
愛馬、ルルに乗りながらサンドラに尋ねた。
「我が国は、大陸の中心部に位置しています。
その我が国を囲むように5つの国があり、
隣国グラタは、姫の亡くなった母君の兄上の治めていらっしゃる国。
他、ブレアム、ソ-セイ、スダク、ジャミル共が友好国になっています。
王から、姫の婿探しの伝令が回っていますので、
快くむかえて下さるでしょう
その5カ国から回って行きましょう。」
サンドラは美しい笑顔で微笑んだ。
「まあ、久しぶりだわ!グラタには従妹のエスタ-シャがいるの。
ああ、5年も会っていないわ、
どんなに大きくなっているかしら、楽しみだわ。」
「全く、本来の目的を忘れたわけじゃないだろうな、
くだらない迷信に付き合うこっちの身になってくれよ。」
「判ってるわアル!」
アレクは生まれた時からウルルの身辺警護としてずっと傍で兄妹のようにして
育ってきた。勉強も剣も乗馬もすべて、アレクに教え込まれた。
ウルルに意見できる数少ない人物だ。