ヤンキーぼーいが惚れた天然がーる!!*完結*
「いいじゃん。てゆーか、なんでみーくんバスケ入ってないの?」
敦くんはポケットから紙パックのオレンジジュースを出すと、ストローをさし、チューとのん気に飲み始める。
「え?なんでバスケ??」
確かに瑞希は部活に入ってないけど、なんでバスケって決め付けてるの?
敦くんはキョトンとすると、
「だってみーくん、ミニバスやってたし?」
そう言って再びストローに口をつけた。
み、瑞希がミニバス!?
このヤンキーが!?
「ホントなの!?瑞希!?」
瑞希に目を向けると、
「あー…まぁ、うん…。
やってた、けど?」