ヤンキーぼーいが惚れた天然がーる!!*完結*



「バカだね、アンタ」



あの後あたしと花と敦くんは授業をサボった。



それは瑞希も同じみたいで……


教室に戻ってくることはなかったみたい。



いまは3時間目。


太陽が真上に近づいてる暑いとき。




「なっ!?なんでオレがバカなわけ!?」



「だって敦、知らなかったとしても、雰囲気から感じ取れって感じぃ~」



「はぁ!?ムリに決まってるだろ!?
つーかオマエ、いつからそんな上から目線になった!?」



「アンタが引っ越してから☆」


「ふざけんなぁー!!」




初対面のように感じるけどもこのふたり、実は小学校からの長い付き合いらしい。


瑞希、敦くん、花は同じ小学校出身者。



仲がいいのも当たり前だよねー。








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