ヤンキーぼーいが惚れた天然がーる!!*完結*
七夕祭り当日。
あたしと花は気合いをいれて、浴衣を着た。
……そして、メイクも少しした。
花はド派手だったけど(笑)
そして、待ち合わせ場所へ。
「お待たせ!!」
待ち合わせ場所には、すでに瑞希と敦くんと……瞬くん…?
予想していなかった人物に、思わず目をまるくした。
「菜々ちゃん久しぶりー」
落ち着いた口調で、瞬くんはあたしに話しかけてきた。
「……うん。保健室のとき以来だね」
「……え?なに、もう知り合いだったの?」
花はあたしと瞬くんを交互に見たあと、そう呟いた。