ヤンキーぼーいが惚れた天然がーる!!*完結*
覚悟を決めたとき……
ふわり、とあたしは抱きしめられた。
……あれれ?
「そーゆーことすんの、よくねぇんじゃねぇの」
……ゾクリとした。
あたしの頭上から聞こえてきた声は、驚くほど冷たかったから。
「…な、なによっ」
相手の子も、顔がひきつっている。
……とゆうより、脅えている。
「……瑞希!!あたしは、大丈夫だから…っ」
今にも殴りかかりそうな瑞希を必死になだめた。
……て、いまさらだけど後ろから抱きしめられるの恥ずかしい…