ヤンキーぼーいが惚れた天然がーる!!*完結*




泣きたいくらい、悲しい。



この町から離れるということも、友達と離れるということも…。




すべてが、悲しくて仕方がない。




「ごめんね?でも、決まったことなのよ」



申し訳なさそうに言うお母さんをにらみ付けた。



そんな言葉で、あたしが「はい、わかりました」とでも言うと思ったの?



大間違いなんだから!!



「いつ引越しするの!?」



「明日なの」



……はぁ?!明日!?



「友達にバイバイもなんにもできないじゃん!!」


「ご、ごめんねぇ…」



ありえない。


ものすごーーーくありえない。





< 2 / 230 >

この作品をシェア

pagetop