ヤンキーぼーいが惚れた天然がーる!!*完結*
「菜々。誰から??」
あたしは首を傾げながら、ケータイを取り出す。
受信メール一件
だれからだろ……??
そう思いながら、メールを開く。
【なんで引っ越したこと、オレに言わねぇの!】
……ま、正樹!?
えっ!?
もうバレちゃったの??
驚いたけど、メールをすぐにくれたことに喜んでる自分がいる。
だってまだ、1時間目始まる前だよ??
嬉しすぎるよ!!
「えへへ♪」
顔のニヤニヤが止まらない。
「……菜々、もしかして…彼氏!?」
「ひやぁっ?!」
花の興奮した声に、あたしは驚いた。
それに彼氏って……
そんなんじゃないよぉ…///
「ち、違うからっ///」
「でも顔…赤くない??」
「そ、そんなこと…」
焦るあたしと、楽しそうに微笑む花。
み、瑞希助けて〜!!
そう思って視線を送ると、
「……がんばっ」
と、笑顔で言われた。
ちょっと〜〜!!