ヤンキーぼーいが惚れた天然がーる!!*完結*
女子達の視線の先には……瑞希!?
「瑞希、今日遊ぼうよ!」
「あっ、ずるい!!私とも遊んで!?」
「ちょっと、あんたこの前遊んだでしょ!」
みんな瑞希を誘ってる!?
この数全部!?
「わりぃ。オレ……」
瑞希はそこまで言うと、驚いているあたしの肩を掴み、
「今日、菜々とあそぶから」
ニッコリと笑って言った。
えっ……?!
な、なんで肩を掴むの!?
みんなの視線が瑞希からあたしに向けられる。
だれ?
とでも言うかのような視線に耐え切れなくなったあたしは、瑞希の袖を引っ張った。
「もう…行こ??」
むりっ。あたしにはむりっ!!