ヤンキーぼーいが惚れた天然がーる!!*完結*
―――――……
――…………
「はぁ!?」
ガタンッとイスから立ち上がる。
知らねーよ!!
オレに彼女なんていねーし!!
つーか、まてよ?
そういえばこの間……
教室でキスしてたときに……
「あぁ!!!」
デカイ声をあげ、オレは菜々を見た。
案の定、菜々は驚いて固まっている。
その横には、苦笑いの花。
「ちょ、ちょっと花、こい!!」
手招きをして、花を廊下に呼び出した。
ぜってぇ菜々に吹き込んだのはコイツだ!!