ヤンキーぼーいが惚れた天然がーる!!*完結*




そして放課後。



チャイムとともに、オレはある教室へと向かった。




「なぁ、アイツいる?」



教室を覗けば女子達のキャーキャー騒ぐ声。


うるせぇったらありゃしねぇ。



「アイツってだれー??」



近くにいた女が答える。



だれって言われたって……




「あっ、瑞希!」




聞き覚えのある声がして、その方向を向くとあの女がいた。




「あたしに会いに来たの!?」



嬉しそうに笑う女を見てると、なんだか少し心が痛んだ。





< 48 / 230 >

この作品をシェア

pagetop