ヤンキーぼーいが惚れた天然がーる!!*完結*
「おいっ。おーいっ」
ハッとして横を見ると、呆れ顔の瑞希がいた。
「え、なに?自分の世界にでも行ってた??
これって戻ってきた系?生きてる??」
何気ひどいっ!!
「生きてるし、戻ってきたよ!
昨日のことを思い出してだけ!!」
てゆーか、なんで瑞希はこんなにも普通なの?
昨日の今日で、普通恥ずかしくない??
「まさか昨日のオレとのチュー??
えっちー(笑)」
「ばっ!?声大きい!!」
もおやだぁっ!!
顔が赤くなったのがわかり、あたしは思わずそっぽを向く。
それに、別に昨日の瑞希とのき、キスなんて考えてないもん。
正樹のことだもん。