オレンジ・ドロップ

 日直である彼等が司会進行人になり役員を決めていった。

 図書委員の名前に“渡”と記されていたから、私も図書委員に立候補。

 立候補はもう一人いて、私はジャンケンで負けてしまった。
 
 役員は淡々と決まっていった。

 全部の役員が決まり紹介をしてる時、彼の名が“荻野”である事を知った。 

 この時間が終わり、さっき自問自答したことを今度は肯定した。

  やっぱり、この笑顔には敵わない

 出会って二日目だけど、私は荻野くんが好き!! 


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