オレンジ・ドロップ
クラス会
月日が経ち、今は高校二年に進級
先輩が卒業すれば、当たり前だけど私達も学年が上がり、後輩が入ってくる
けれど
その後輩達の方が演技力が勝っているから何とも複雑
それでも、相変わらず部活に明け暮れる毎日
更に月日は進み夏休み
一本の電話が鳴る
「ハイ、代わりました」
「あつ、サヤ? 私~、紀」
「久しぶり~♪ どうしたの?」
近所なのに全然姿を見ることが無い
「今度の土曜日の夜空いてる?」
「うん、空いてるよ。何かあるの?」
「さっきね、藤森くん覚えてる?」
「うん覚えてるよ」
「その藤森くんから電話があってね、クラス会やるらしいんだけど、行く?」
「行く~!!」
「じゃ、そういうことで。今度の土曜日夕方17:00に駅だけど……一緒に行こっか?」
「うん!!」
それからお互いに今の高校生活の事など
話に花を咲かせた