real love~年下の彼~
そしてむかえた放課後。

私はいつものように、

部活に励んだ。


・・・


よりにもよってこんな時に、

ボールが、良平のところに・・・


「・・・はい」


「・・・ありがと」


そっけない私たち。


美空も呆れ気味・・・


「ラブラブだったのに・・」


「今日、話しするんだ」


「そうなの?!」


「・・・たぶん」


「たぶんってなによ?」

「さあ・・・」

私の態度にお手上げな美空。

「ちゃんと話しなさいよ?」

それだけ言って、ボールを飛ばした。
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