美男 と 珍獣
そんな俺をみたじい様が


「こんな世間知らずに
うちの菊地グループを
継がせられるか!」


ってキレだして…

じい様の母校である、
この富新高校にいれられた。

もちろんVIP待遇されないように
この高校で俺が金持ちってことは
バレないように生活しなくてはならない。


要するに、俺がここに来たのは
世間を知るための修行ってわけ。


でも一応俺も大規模グループの
一人息子ではあるわけですから
誘拐とかを恐れて、
送迎の車があるってわけ。


ま、俺結構強いし
誘拐されても大丈夫だとは思うけど
うちの両親が泣きながら
じい様に頼んでたんだ。

断るわけにもいかないだろう。


と、そんなわけで
迎えを待っていたんだが…

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