執事の秘蜜
「おはようございます、雫様。
緋羅に何かされましたか?」
「おはよう、巳邦(ミクニ)。
緋羅に寝込みを襲われたの」
それを聞いた巳邦は緋羅に近付き
笑顔で問いただす
「雫様に何をしたんですか?」
「別に……起きないなら
喰っちまうぞーって……」
それにまだ襲ってないし……
と
付け加えるように呟いた
「はぁ……あなたって人は……」
「巳邦ぃー。知ってるか?
寝起きが1番無防備なんだぜ?」