私の唇はキス魔に持って行かれました
大好き…
なんだけど…
「く、苦しいから…離して!」
ギューする力が強くなりすぎて苦しい
でも…
「俺…今、絶賛奈乃不足中だから、無理。もっと奈乃を抱き締めてたい。ずっと龍宮に妨害されてたからね。だから、無理。諦めて大人しく俺に抱き締められてて」
そう言って、離さない霧夜くん
むしろ、もっと密着度がアップした
何この霧夜くん…
気持ちが通じた途端に甘さが倍増したんですけど…
「ひゃぅッ!?」
霧夜くんの変貌振りに驚いていると
耳にチュウされて変な声が出た
「奈乃、可愛い…」
甘いっ!甘過ぎるっ!
いままで彼氏なんて居なくて、男の人に対する免疫無いのに…
初カレがこんなに甘くて大丈夫…?