私の唇はキス魔に持って行かれました
キス魔×G.W
「まぁ、随分と面白いことになったんだねー」
ポッキーをポリポリしながら未緒は事の経緯を聞いてくれた
足を捻挫しおぶってくれたことも
頬っぺたチューされたことも話した
「未緒…付いてきてよ」
「嫌だよ。私が行ったら小藤くんの努力と勇気が無駄になるじゃない」
「……?どーゆうこと?」
「デートは二人でするものだよってこと」
デートは二人でするものなのは知ってるけど…
私と霧夜くんはそーゆう関係じゃないんだよ?
「まぁ、楽しみなよ」
「うぅ…」
未緒は助けてくれないみたいです
仕方がないか、"お礼"だもんね