私の唇はキス魔に持って行かれました
結局、手を繋がれたまま連れて来られた場所は…
「動物園だ!」
しかも、ここは最近ペンギンゾーンを新設した私が来たかった動物園
ペンギン大好き!
ペンギン超可愛いっ!
ペンギンは私のアイドル!
「ほら、行くぞ」
私が感動している間に霧夜くんがチケットを買ってくれたらしい
「お金は?」
「いらないよ。そんな大した額じゃないし。デートだし」
デートってそーゆう物なの?
うーん、分かんない
まぁ、いっか…
「うん、じゃ、ありがとう」
私は素直に奢ってもらうことにした